地域に根付いたまちを作るお手伝い
帰ってきた人
竹内 希Takeuchi Nozomi
受講/第3期(2014年)
UIターン/Iターン(2015年)
しまコトに参加しようと思った
きっかけはなんですか?
元々興味があった『まちづくり』の知識や地方の現状を知りたいと思い、参加しました。
しまコトを知ったのは大学4年生の夏で、「地方」「まちづくり」をキーワードに人やコト、場所を調べ歩いていた時でした。
参加の一番の理由は、島根県は課題先進地であるということです。人口減少や少子高齢化など、今日本全国で起きている課題がどこよりも早く、どこよりも深刻に訪れている場所です。そしてそれと同時に、行われている活動や施策、住む人の考え方は最先端を行っています。
島根県の活動を知ること、島根県で活動している人と出会うことで地方の課題や今起こっている活動について知りたいと思いました。
またソトコトの購読者なので、編集長指出さんとお話ができることも大きなポイントでした。
しまコトに参加して
よかったことはなんですか?
島根の西から東、そして離島の活動まで広く知ることができたことです。島根県一つ取っても地域によって重点を置いている課題や、課題に対するアプローチが違い、自分が『何を一番大切にしたいのか』を考えるきっかけになりました。
また、そういった気づきを共有できる仲間やメンターがいることもしまコトの大きな魅力の一つです。疑問に感じたことや、感動したことなど同じ時間を共有している仲間がいるので、消化不良にならず、そこで新しいアイデアが出てくる時もあります。同期だった方たちとは今でも繋がりがあり、お互いに情報交換をし合っています。
現在の活動について教えてください!
今年で島根に移住して3年目になります。今年もてごねっと石見として移住や創業を担当していくので、これまでの経験を活かした事業作りをしていきたいです。まずは、島根県江津市に住んでいる方へ地元の魅力発信と、交流機会の創出に励みたいです。2年間活動している中で、地元の人が地元のコトを知っている、誇りを持っている、自信を持っていることがいかに大切か実感しました。そして、県外の人が移住したい、創業したいと思うマチも、住んでる人が輝いてる街だと思います。
県外から来ているからこそ、地元の人に伝えられることがたくさんあると思うので、そういった自分の役割を感じながらこれからも仕事していきたいです。