「食」のキーワードでつながる
受講した人
井上晴夫Haruo Inoue
受講/第3期(2014年)
しまコトに参加しようと思った
きっかけはなんですか?
にほんばし島根館内のふるさと定住の担当の方とお話をしたことがきっかけとなり、しまコトアカデミーの説明会に参加しました。
説明会では、地域の活性化に力を入れていらっしゃることがよく伝わって来ました。小泉八雲氏(ラフカディオ・ハーン氏)が松江市の学校で英語を教えていたことも、島根に興味を持つようになった、ひとつの要因でした。
島根県とのかかわりは、以前に島根県の安来市にある工場を訪ねたときに始まります。金属部品の会社の安来工場で、私の設計した部品を作ってもらっていましたので、その工程を見学に行ったのでした。そういったつながりもあり、しまコトへの参加を決めました。
しまコトに参加して
よかったことはなんですか?
インターンシップにて邑智郡美郷町や浜田市、また雲南市吉田町の「鉄の歴史村」の周辺の地域などを訪れ、島根に対する理解を深めることができました。
またしまコトの参加者や卒業生の方々は、柔軟に新たな試みなどを始める方が多く、お話を聞いたり、実践の場にお招きいただきまして、今に至るまで刺激をいただいております。
思い出に残っているのは、2015年2月の美郷町の第三回起業コンテストに参加しまして、選にもれたことです。そのコンテストでは、「特別な栽培方法による上質なトマトを使った加工事業」を企画した方が受賞されました。
今後の活動や目標を教えてください!
浅草駅から徒歩1分のところで「かえもん」という有機野菜中心のレストランを、同じくしまコト3期受講生の上原さんといっしょに営業しております。浅草は外国からの観光客が多く、その中にはベジタリアンの方々もいらっしゃいますが、浅草周辺でのベジタリアン向けのレストランが不足している状態を改善したいと考えています。
今後は島根県東部の農園などから島根の野菜を仕入れて「かえもん」にて提供することによって、東京に島根の産物を紹介しようと考えています。食を通じて訪れたお客様が島根に興味を持ち、それが島根への訪問につながるように、お手伝いができれば、と考えています!
井上晴夫
インド出身のソフトウェアエンジニアとシステムの開発をしていたことがあります。その中にベジタリアンの方々もいましたが、ベジタリアン向けのレストランを探すのに苦労をしました。その経験がベジタリアン向けのレストランを始めることにつながりました。